珊瑚や貝殻と同じ炭酸カルシウムから出来ている石といわれ、色も無色~緑まで様々ですが、オレンジがかったイエローのアラゴナイトがよく知られています。霰(アラレ)状になって産出されることから、和名で「霰石」とも呼ばれます。実は、別の鉱物(オパール、カルサイト)の可能性が高いと後に判明しましたが名前はアラゴナイトのまま使われています。
しかし判別はどうやってるのか?というと、成分は同じでも結晶の構造は異なり、霰状や珊瑚状に算出されるのをアラゴナイトとしています。柔らかく傷がつきやすいですから、あまり乱暴に扱わないようにしてください。